ippoカフェのブログへようこそ~grief support group~

大切な方を亡くされた方達のグリーフサポートのグループです。

初めての方へ ippoについて

はじめまして。
グリーフサポートippoです。
こちらのサイトではippoカフェのご案内や活動報告をしてまいります。

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管理人の いっぽと申します。
私自身は配偶者を亡くし、10年が過ぎました。
10年の間には、配偶者以外にも死別が続きました。

こちらは、グリーフサポートグループですが、
当時、私はグリーフという言葉も知りませんでした。
様々な感情に向き合い、それを知りたくてグリーフについて
学び、自助グループでのファシリテーターを 7年して参りました。
その後、このippo を立ち上げました。
対面で毎月行っていましたが、コロナのことがあり
なかなか難しくなり、現在はオンラインで行っています。

グリーフ=悲嘆、と訳されることが多いのですが、
私は、大切な方の死に伴う様々な感情
という感じの方が近いと思っています。
グリーフは死別だけではなく、変化に対して生まれるとも思います。

様々な感情には、悲しみもあるけど
怒りも、無力感も、あたたかな気持ちも、感謝も、
色々あるのではないかなと。それは自然な感情、反応でもあります。

ippoはグリーフサポートの会ですが、
私が何かをする、というより
ご参加の皆様達同士

対等な立場でいろいろお話していくなかで、
それぞれの何かを一歩をつかめたらいいのかなと思います。
死別後は長いです。
いろんな時があります。
時が解決する、という言葉はよく聞かれることですが、
10年経ってそれはどうかなと感じることがあります。
解決という言葉に違和感があります。

悲しみは悲しみのままで、
その関りが変化する、、ということでしょうか。
年月が経ち薄れる思いと、強くなる思いもあるということも知りました。

そして、悲しみにか開けない扉があること
その扉を開いて初めて見える景色があることも知りました。

普段はもう、平気な顔をしてるけど、奥底にある思いを話したいときに
お立ち寄りください。


会の名前の ippo ですが、 死別後は
本当に一歩ずつ進んできたな、という思いがあります。
平坦な道を歩いていると一歩というのはあまり意識しませんが、

山登りをするときは、本当に一歩一歩を感じながら進むかと思います。
死別後は、その感覚に近かったなと感じます。

その一歩一歩が、振り返ると道になっていました。
なかなか曲がりくねっていますが、それでも確かに歩いてきた道。

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コロナがもう少し落ち着き
状況が変わってきたら、対面の会も考えたいと思います。
(その場合の開催地は都内です)
かつては、植物園の散策や、ランチ会、等のイベントも行ってきました。

時には、テーマを決めてそれについて話してみても

いいかなと思います。

安心で、安全であるこの場だけで出せる思いを
大切にしていただけたら
嬉しいです。

参加条件は、大切な方を亡くしている、ということ。
どういう関係性であるか
どういう理由であるか
何年経っているかは問いません。


10年の間に、自分も含め
様々な死別経験者のお話を伺い、歩みを見てまいりました。
誰一人として、同じ歩みはありません。
どれが正解、というものはない。
それぞれのペースで、共に歩んでまいりましょう。

何かご不明な点、
ご質問等は、ippocafe2109@gmail.com までお願いいたします。